2011/04/02

東電お詫びCMが民放各社見合わせで福島では流れず

東京電力福島第1原子力発電所の事故後、東電が3月19日から首都圏など9都県で放映している“おわびCM”が、肝心の福島県内では一切流されず、ネット上などで話題になっています。


ほとんどの同県民にCMの存在自体が知られていないのが実情だそうです。


東電広報によると、CMは事故について、同県民ら地元や利用者などへ広く謝罪を伝えるもので、
同県内の民放テレビ4社、ラジオ2社に要請したが「時期尚早」と放映を断られ、4月以降もめどが立っていないといいます。


原発の立地する同県では東電は有力な広告スポンサーだったが、関係者は「県民感情に配慮して各局の判断で断っている」とのこと。


福島テレビ(フジテレビ系)の糠沢修一社長は「東電はおわびよりも一刻も早く事態を収束すべきだ。


現場の状況はしっかり報道しており説明はいらない」とし、
「地元局として、東電から広告料金をいただける時期ではない」とも話したそうです。

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