2011/04/04

ゆずが福岡で弾き語り「最少でも最大限のライブ」節電で原点

人気デュオ「ゆず」が2日、福岡・マリンメッセ福岡で東日本大震災により延期されていた全国アリーナツアーをスタートさせました。

ツアー自体の中止も考えたそうですが「僕たちにできることは、音楽を通して全国に歌を届けること」と決意し、電力問題に配慮し、弾き語りパートを組み込むなど、大幅に内容を変更したそうです。

「最小でも最大限のライブ」を合言葉に熱唱し、1万2000人のファンと被災地復興を願いました。

フィナーレに差し掛かり、北川悠仁が「こうして当たり前のように歌えるのが、本当にありがたいことだと身に染みた」と涙を流しました。

「被災地で苦しんでいる方、亡くなられた方、全国で胸を痛めている方、皆さんの『平和』への願いと祈りを込め、この曲を贈ります」。

時折、声を詰まらせながら「Hey和」を全身全霊で歌いました。

東日本では電力不足の問題を抱えていて、西日本での影響は少ないがコンセプトを統一。

照明やスクリーンなどのステージセットを最小限にし、ツアーに欠かせない電源車の使用を控え、

半年間かけて作り上げたライブ内容も大幅に変更しました。

ストレートな思いを伝えるため、弾き語りパートを組み込み「最小でも最大限のライブ」を合言葉に決定。

この日は開演前に黙とうがささげられ「九州から全国に勇気を届けよう」という北川の呼びかけで「栄光の架橋」を大合唱。

バンド演奏では「虹」を歌い、約2時間半のステージで魅了しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿